長岡税理士事務所 公庫勉強会インタビュー

「融資と審査の知識を深堀し、ご依頼者様へ多く還元できるように」

担当所員:田中さん

2022年11月11日、長岡税理士事務所にて、所員8名および公庫ご担当者様が顔を合わせての「公庫勉強会」を開催いたしました。

勉強会の目的は、事務所の所員が、公庫の活動概要や創業融資の仕組みについて、より深く洗練された知識を身に着けるためでした。

約1時間半にわたり、以下4つのテーマに基づき、実のある勉強会になりました。

  1. 公庫について
  2. 公庫の融資制度について
  3. 融資申し込みからの主な流れについて
  4. 制度利用・申請時によく見られる注意点

勉強会の様子について、所員の田中さんにお話を伺いました。

――企画された長岡所長としては、どのような目的で勉強会を開催されたのでしょうか?

田中:事務所として公庫とのお付き合いはすでに深くはあるのですが、新人および既存のメンバーも、今一度しっかりと名刺交換し、公庫の融資がどのように進んでいくのか理解を深めるのが一番の目的だと聞いています。結果、融資に関するお客様および公庫とのやりとりをレベルアップさせていくことが重要だと、私たちも感じることができました。

――具体的にどのような学びがあったでしょうか?

田中:融資を申請するにあたって、公庫の方がどのようなポイントをチェックしていくのか、私たちも理解しているつもりですが、勉強会を通じてより深く理解できたと感じています。例えば、開業にあたって、自己資金を貯めている事業者とそうでない事業者では、審査の際に有利不利が出てきます。自己資金の額は、いわば計画性の現れと見られるからです。片や、自己資金がない事業者は、「なぜ溜められていないのか」「開業してからどれだけのお客様を獲得できるのか」「現在のお客様をどれだけ新店に移せるのか」といった経営計画について説明する箇所が増えていきます。もちろん後者でも、しっかりと計画が整っていれば、基本的に審査は通るものですが、このように改めてポイントを確認することで、自分の知識を厚くできたと思います。

――ひいては、ご依頼主の皆様へのアドバイスの強化にもつながりますね。

田中:その通りです。書類ひとつとっても、どの箇所に力を入れるべきかがわかっていれば、私たちも効率化をはかれますし、お客様にとっても負担が減ることになります。アドバイスのクオリティも必然的にあがりますよね。ですので、質疑応答の際、公庫のご担当者様に向けた所員からの質問も、熱がこもっていたように思います。

――ありがとうございました。