おしえて! 長岡先生 ~美容師・美容室のためのお金と経営のハナシ

 

……専門家にお任せするのもありだけど、労災保険に入るのは自分達でも可能です。

  順を追って労災保険の加入の仕方を説明しますね、

①まず、労働基準監督署に行って書式をもらう・確認する

お店のある地域の管轄の労働基準監督署の労災課に行きましょう。

そこでやることは2つ。

・必要書類の用紙をもらいます。(「保険関係成立届」「概算・確定保険料申告書」)

・現在の保険料率と保険金の納付方法を聞きます。

②労働基準監督署に記入した書類などを提出する

もらってきた書類に記入・押印して、労働基準監督署に提出します。

提出するのは以下の書類です。

・(記入・押印した)保険関係成立届

・(記入・押印した)概算・確定保険料申告書

・登記簿謄本など、会社の所在地などを確認する書類

書類の内容に特に問題がなければ「労働保険番号」を担当者が記載してくれます。

この労働保険番号が、今後労災事故が起きた時の申請などに必要な番号になります。

③保険料を納める

加入手続きが終わると、提出した書類の控えをもらえます。その時に労働保険料を納付するための「領収済通知書」も切り離して渡してくれます。

その記載金額を、労働基準監督署で納めるか、後日金融機関にて振り込み、無事完了です!

ちなみに、「保険関係成立届の控え」は、雇用保険加入手続きの際に、必要になります。

労働保険番号も記載された大切な書類でもありますから、しっかり保管してくださいね!

加入書類は、労働基準監督署労災課でも記入方法を教えてくれますが、正直、なかなか面倒だな……という方もいるかもしれませんね。

労災保険の加入手続きや、そのほか社会保険について、疑問・質問・相談などありましたら、気軽にお問合せください。相談は無料です。

長岡税理士事務所

〒151-0053 東京都渋谷区代々木1-54-1 YS.Ⅰビル6階 

TEL: 03-5357-7671 / FAX: 03-5357-7869