「事務所内のコミュニケーションが、お客様の助けとなる集合知を強化する」
担当所員:登米さん
長岡税理士事務所には、所長である長岡以外に、所員8名が在籍しています。
所員それぞれが、事務所についてどのような想いを抱いているのか。また、今後、業務を通じてどのようなスタイリストとなり、美容師業界に貢献していきたいのか。
ひとりひとりの本音を聞いていく、所員インタビュー第2弾。入社2年半、スタイリストとして活躍している登米さんに率直なお気持ちを伺いました。――お仕事のモチベーションとなっていることはどんなことでしょうか?
登米:私の原動力となっているものは、いくつかありますが、やはり第一にお客様の役に立てているという実感が日々得られていることでしょうか。お客様とのコミュニケーションの中で、お客様が疑問に感じ、不安に思い、判断にとまどう局面はとても多くあります。私たちの存在がお役に立てることで、お客様が安心してご事業に打ち込んでいける姿を見ていると、大きなやりがいを感じられますね。
――疑問に感じ、不安に思い、判断にとまどうとは、具体的にどのようなご相談があるのでしょうか?
登米:基本的には、お客様は融資のご相談をもって当事務所にご連絡くださいます。最初は融資担当者がお客様の融資を通すためのご準備をお手伝いしていきますが、融資が通ってもそれで関係が途絶えるわけではありません。引き続き、店舗の成長のために私たちがお役に立てるよう、寄り添っていくのが通常です。開業してすぐにお客様が直面するのが、営業電話です。インターネットサイトの開設やレジシステムの導入など、さまざまな営業アプローチの波が襲ってくるのですね。中には悪質なサービスもありますので、お客様だけで判断なさるのではなく、ご相談いただくことによって、そのモノやサービスの良し悪しについて客観的な意見をお伝えすることができます。契約してからでは遅いので、「気になるのですが、どう思いますか?」というさりげない相談でもご遠慮なくいただければ、思いがけない損失を防ぐことにもつながります。
――つまり事務所の中に、お客様をサポートできるさまざまな知見があり、融資後もそれを生かして伴走していくことができるわけですね?
登米:美容室専門であるゆえに、美容室に起こりうるトラブルの事例や対処法などの経験を事務所全体で共有できています。特に当事務所は、所員の人数も適切で、所員同士のコミュニケーションがしっかりとれています。私たちひとりひとりでは判断がつかないことがあっても、所員同士ですぐに相談し合い、正しい結論を導く土壌があります。だからこそ、お客様のお役に立てていく自信があるのです。
――ありがとうございました。